菩提心 第4号
あいさつ
日頃より、祥雲寺に対しまして、ご理解ご協力をいただきまして、ありがとうございます。
世界の社会状況を見ますと、ウクライナでは今でも戦争が続いており、また至る所で紛争が起こっています。 日本国内では、初めて女性の総理大臣として、高市政権が発足し、日本社会も大きく変わろうとしています。
お寺では、昨年長男正司、次男弘基が結婚し、正司には第一子が誕生しました。 また、愛知県第一宗務所の職員の任期も残すところ半年余りとなりました。 三男祥也は横浜の大本山總持寺での修行が終わり、これからは地元に戻って、和尚として勉強し、経験を積んでいくでしょう。
さまざまな変化が起こっている中で、お寺でも対応が求められます。 今まで続けてきた供養や法要は、その意義を改めて問い、大切にしていくと同時に、新しい世代の知恵や技術も取り入れて、布教活動に取り組んでいきたいと思います。
本堂西側の改修
祥雲寺本堂の左側には、「火の神さま」として信仰される秋葉山があります。 昨年は前机を改修しましたが、今年は厨子と裏壁の修復を行いました。 厨子は傷みが激しく、内部には虫食いも見られる状態でしたが、このたび美しくよみがえりました。

また、秋葉山の両側には十六羅漢さまが安置されています。 十六羅漢は、特に優れたお釈迦様の弟子で、仏法を後世に伝える使命を託された方々です。 この度の修繕に伴い、羅漢さまを移動し、この機会に一体ずつ丁寧に清掃いたしました。
これらは明治時代、第十三代住職の頃から伝わるもので、百年以上にわたり祥雲寺を見守ってこられました。 羅漢さまは一体ごとに表情や姿が異なり、仏師の繊細な技に触れ、仏さまと向き合うありがたい時間となりました。 どうぞ秋葉山と十六羅漢さまにもお参りください。

なお、今年度は「品野羅漢供養会」が祥雲寺にて行われます。 浄源寺・吉祥寺・久雲寺と輪番で毎年行っており、祥雲寺での開催は四年ぶりとなります(九月二十三日)。
ホームページ改訂と公式LINE『祥雲寺』開設
このたび、祥雲寺のホームページを改訂いたしました。 より多くの方に祥雲寺の活動を知っていただけるよう、内容を見直し、行事予定や坐禅会の案内などを分かりやすく掲載いたしました。
祥雲寺では「現代のことばと方法で仏教を伝える」ことを大切にしています。 その一つとして、これからの情報発信を工夫してまいります。
また、公式LINEも開設いたしました。 法事のご予約や各種お問い合わせを、電話・対面に加えてLINEでも受け付けております。 ぜひご登録ください。
- ホームページ: https://shoun-ji.com
- LINE公式アカウント: @780zdbqw
観音大祭
「悪い夢を良い夢に変えてくれる」と伝えられている、夢違観音のご祈祷を行いました。お経の前にはトロンボーンの三重奏やピアノの演奏もあり、本堂全体に優しい音色が広がりました。毎年楽しみに来てくださる方もいて、とても嬉しく思います。

最後にはお楽しみの抽選会もあり、和やかな雰囲気につつまれました。天気にも恵まれ、紅葉も見頃で、心あたたまる一日となりました。ご参列くださった皆さま、ありがとうございました。これからの一年も、健やかにお過ごしいただけますようお祈りしております。

坐禅会
祥雲寺では、坐禅を通して仏教を伝える取り組みを続けています。 曹洞宗の坐禅は「只管打坐(しかんたざ)」といい、ただひたすらに座ることを意味します。 日常の評価や忙しさから離れ、静かに自分自身と向き合う時間です。

これまでに、商工会議所青年部の皆さまにも坐禅体験にお越しいただきました。 また、副住職はインターネット上のメタバース空間でも坐禅会を行っており、現実の会場とオンラインをつなぐハイブリッド坐禅会も開催しています。
月に二回の定期坐禅会のほか、個人・グループ向けのご相談も承っております。 どなたでもご自由にご参加いただけますので、お気軽にお越しください。
仏前結婚式
このたび、祥雲寺本堂において仏前結婚式を執り行うこととなりました。 仏前結婚式とは、仏さま、祥雲寺のご本尊さまの御前で結婚を誓い、ご先祖さまに見守られながら夫婦としての歩みを始める儀式です。 お寺の本堂で執り行う厳かな雰囲気は、仏教ならではの温かみがあります。

